同一労働同一賃金を考えていくにあたって有効なのが、人事制度コンサルティングのようなアウトソーシングサービスを利用することです。
このアウトソーシングサービスを利用するのは、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでご紹介していきます。
確実な対策ができる
まず、アウトソーシングサービスを利用するメリットとしては、確実な対策ができることが挙げられます。
法律に詳しく、数々の企業で対策をしてきた専門家が対応するので、ほぼ確実な対策ができます。
自分たちでは「このぐらいで良いだろう」と考えていた対策が、法律に詳しい人から見ればグレーゾーンやまだブラックであるかもしれません。
同一労働同一賃金のように損害賠償請求リスクを抱えているものは、ノウハウを持った専門家に依頼したほうが良い結果になると考えられるのです。
社内の工数を無駄にしないで済む
社内の工数を無駄にしないで済むのも大きなポイントです。
起業したての企業や、このような対策をするのに慣れていない企業だと、どうしても工数がかかります。
何をすれば良いかわからなかったり、調べるのに時間がかかったりといったことがあるためです。
そうなると工数ばかりが無駄にかかり、対策に遅れが出てしまうことも考えられます。
社内の状況を把握するための調査も、不足が発生したり、作業が重複してしまったりするおそれもあります。
そのようなことにならないようにアウトソーシングに依頼しておけば、対費用効果もアップし、無駄な工数をかけずに済みます。
ノウハウを吸収できる
同一労働同一賃金の対策を外部に任せることができれば、そのノウハウを自社に取り入れることができます。
どのような作業があり、どのように動けば効果的だったのか、気をつければ良い点はなにかなど、参考にできる点は多いはずです。
参考にすれば次回からはアウトソーシングに頼らなくても済むようになるかもしれません。